はじめに
こんにちは!otofuです。
今回は私が経験した(現在も継続中)歯科矯正についてお話したいと思います。
私はなんやかんやあって【キレイライン】・【インビザライン】・【ワイヤー矯正(前歯6本)】を経験しました。
いろいろ治療を変えたので、実際めちゃめちゃ時間もかかっているし、お金もかかっています(どれか1つやるよりとっても損しています)。しっかり考えなかった過去の自分を今は叱りたいです!!
そして極めつけは通院している歯医者の2回の倒産!!笑
期間が長くなるほどそういう想定外の出来事って起こりますよね…。そこでもまた損しています…。
そんな私が唯一できることは、皆さんに各矯正のメリット・デメリットをお伝えすること!!
そんな各矯正の特徴について写真付きでお伝えしていきます(※実際の歯の写真を載せております。閲覧注意です)。
今回は【キレイライン】編です!
キレイラインの値段
私の矯正の最初は【キレイライン】から始まりました。
きっかけは友人がキレイラインをやっていて、「普通の矯正より安いのにきれいに揃ったよ!」と言われたことでした。
結果として私の歯並びはかなりガタガタだったので、キレイラインだけでは揃いませんでしたが…。
小さい頃から歯並びが悪い自覚はありましたが、そこまで審美的に気にしていませんでした。しかし、コロナ禍で遊びにも行けず、貯金もそこそこあったため、「歯にネギとえのき挟まるの本当に嫌だし、やってみようかな?」くらいの気持ちで歯医者を予約して行ったのが始まりです。笑
歯医者さんの診察の結果、私は7回コースというのできれいになるんじゃないかということで、一括で契約しました。
当時のキレイライン一回の値段が、4万円で、初回1回は2万円という設定でした。コーズにすると割引があり、私は7回コースで税込み253000円でした!!
しかしそれに加え、歯列を広げるために使用する【拡大床】というものを作成しなければならず、それが上下で各44000円でした。
つまりトータルでいきなり344500円(初診料含む)の出費となりました!!
↓見えにくくてすみません。私が契約したときの料金表です。

※私が契約したのは2021年3月です。現在の価格・コース設定等が変わっている可能性があります。
↓↓料金設定等、詳しくは【キレイライン公式】様のサイトを参照ください。

契約後の流れ
次は契約後の流れについてです。
初回受診が終わり、キレイラインを契約してもその場でマウスピースはもらえません。
まずは歯の型取りを行います。これは口に入らないだろうと思うくらいでかいスキャンの機械で歯型を取られます。笑

ちなみに昔と違って、石膏みたいな粘土みたいなのもは使わないんだなーっと1人で思ってました。笑
マウスピース及び拡大床の完成までには1ヶ月~1ヶ月半くらいかかりました。
ワイヤー矯正では契約したその場で装具をつけてもらえるのに対し、マウスピース作成までの時間がかかることがデメリットかなと思いました。
↓↓完成したマウスピース(現在歯型は付いてこないようです)

↓↓拡大床の上顎

↓↓拡大床の下顎

マウスピースが到着したらいよいよ矯正が始まります!!
【キレイライン】には、ソフトとハードのマウスピースがあり、まずは、ソフトのマウスピースを3週間、次にハードのマウスピースを2週間着用して、次のマウスピースに移行します。
3つ(ソフトとハードだと計6つ)のマウスピースの装着が終わったら、歯医者で型取りし、また次のマウスピースを作成する感じでした。なのでそこでまた
1日20時間以上装着するように指導されました。基本的には食事の時以外は装着していました。
↓↓以下のような流れで装着を行いました。

拡大床はマウスピースと同じくらいに届いて、着用を始めました。1日8時間以上装着していました。週に1回拡大床を広げるために、ネジを回す必要がありました。
私は就寝時につけていましたが、最初はかなり違和感があり、話すこともできなかったです(慣れれば話せるようになります)。
オーダーメードで作ってくれますが、上顎の凹凸に合わなかったりする場合は歯医者で試したときに、削ったり調整してもらえます。
↓↓マウスピースと同時に装着して、1週間に1回幅を広げていきます。

この流れを繰り返していく感じでした。最初のマウスピースはお試しみたいな感じだったため、マウスピースの型取りは、【1つ分→作成待ち→3つ分→作成待ち→3つ分】という感じでした。
振り返ってみるとマウスピースの作成を待っている時間が長かったなーという印象です。
型取りをして、作成してもらっている間は、今まで装着していたマウスピースを付け続けるため、歯を動かすことはできません。なんだかもったいない感じもありました。
7回コースのビフォーアフター
コツコツまじめに頑張り、約11ヶ月…。
(7回コースは最短で9ヶ月半の予定でしたが、仕事の都合で予約を変更したり、コロナ禍でマウスピースの届く時間も長くなったりして、結局11ヶ月くらいかかりました。)
↓↓キレイライン開始前
前歯の横の歯(側切歯)のねじれが強い状態です。

下の前歯の高さが違い、前後にずれています。

以下に私の歯の写真を載せています。閲覧注意です!!
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噛み合わせが悪く、歯のねじれや凸凹が目立ちます。(開口の写真はありませんでした)

↓↓キレイライン7回コース終了後
側切歯のねじれが改善しました(完全ではない)。前歯の角度も良くなったと思います。

下の歯は高さが揃ってきて、前後のズレもなくなってきました。

以下に私の歯の写真を載せています。閲覧注意です!!
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※画像が荒くて申し訳ありません。
写真で見ても側切歯の角度は改善しています。歯列も広がり、矯正前と比べて出っ歯が改善しています。
毎日マウスピースを装着したままお茶を飲んでいたので、ステインの着色が凄いです(汚くてすいません)。


写真でみると下の歯列の前後のズレは改善していますが、高さはまだ揃っていません。

キレイラインをやってみて
以上が私が経験した【キレイライン】でした。
感想としては、私くらい歯並びが悪いときれいに揃う!!ということは難しいな…ということでした。
友人は5回コースで満足できたということだったので、キレイラインは「ちょっと前後のズレを治したい」とか、「出っ歯をもう少しだけ引っ込めたい」という軽度の方に最適かなと思いました。
また、歯がどんどん揃っていくことで、「もっときれいにしたい」、「噛み合わせも変えたい」という欲望が出てきてしまいました。
結果、私はまんまとインビザラインに変更(ワイヤー矯正の後)して、当初想定していた価格よりもドーンと上がってしまった。言い方は悪いですが整形と一緒かもしれません…。一箇所きれいにすると、ここも、あそこも…となりやすい気がします。
以下のメリット・デメリットでもまとめますが、拡大床を週に1回まわさなければならなかったり、マウスピースを食事のたびに外して洗浄したり…といった点が面倒だったなと感じました。
私は一人暮らしで仕事もマイペースでできていたので、自分のペースで管理できましたが、お子さんがいてバタバタだったり、仕事で食事の後歯磨きができない環境だったりすると、マウスピースや拡大床の管理は厳しいだろうなと思いました。
キレイラインのメリット・デメリット
最後に【キレイライン】のメリット・デメリットをお伝えします。
メリット
- インビザラインやワイヤー矯正よりも値段が安い
- ワイヤーなどの装具を付けないので歯磨きが楽
- マウスピースが透明なので見た目が良い
- 前歯部分の矯正には向いている
デメリット
- マウスピースや拡大床の洗浄が必要
- マウスピース装着中にお茶などを飲むと歯もマウスピースも黄ばむ(装着中は水のみと指導されていましたので、自己責任で飲んでました)
- 歯列全体の矯正が必要な場合は難しい
- 噛み合わせを治すことには向いていない
- マウスピースの交換や、拡大床を回すなどの管理が大変
- マウスピースが届くまで時間がかかる(約1ヶ月~1ヶ月半)
- 新しいマウスピースが届くまでは矯正ができない
- 食事のときに都度外す必要がある
- 小腹が減ったときに気軽におやつを食べられない(ダイエットには良いかも)
- マウスピース・拡大床ともに装着時間が長い(食べ歩きとかに不向き)
↓↓私が使用しているマウスピース洗浄剤です。
↓↓約11ヶ月使用した拡大床。夜はよくお茶を飲んでいたので、着色がすごかったです。着用中の水以外の摂取は推奨されていませんので、完全に自己責任です。マウスピースも同じくらい着色がありました。

以上が私が感じたメリット・デメリットです。私にとってはデメリットが多くなりましたが、歯並びが比較的揃っている方や、値段を安く抑えたい方には向いていると思います。
自分の求めている矯正は何なのか考えている方に、少しでも参考になれば幸いです!!
次回はワイヤー矯正編です!!
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